もちろん奇麗事なんて言わねーよ
テメーが適当にでっち上げた役職名が、まるで戒名みてーだな。
発表を知った瞬間、余りにもうれしくって「来年は昔のレプリカを引っ張り出して、1試合ぐらいは着てもいいかな」なんて思ったぐらいだ。
ま、着ても1試合だけどな(笑)
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ニュースが流れてすぐ、2ちゃんにこういう書き込みが出た。
変な頭は、完全にクラブから去るの?
新しいポジション作って、スタッフとして会社に残るとかって事はないの?
「こいつは横浜FCとその周りを、徹底的にスポイルさせたんだ」としみじみと再認識させてもらったよ。
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別にここぞとばかりに、こいつの悪行を書き連ねるつもりはない。
でもな。
テメーの悪行によって流れた血は、テメーが流した血程度じゃ、洗い流せないってことは、忘れんな。
ただし。
ひとつだけこいつの名誉のために付け加えておく。
こいつは少なくとも、自分が血を流すリスクは負っていた。
この一点において、流れる血に眼を背けたことを「選手のため」と誤魔化し続けているクズどもより、人間として遥かにマシである。
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当たり前の話だが、たった一人が辞めただけで、このチームが劇的に強くなるわけではない。
担当変更に伴う強化活動の立ち上がりの遅れ。新人強化担当。
短期的に見れば、良い事なんかこれっぽっちもない。
しかし、光明はある。
もちろん、「田部が辞めたこと」が、光明ではない。
「フットボールの文脈において」辞めたということが光明なのだ。
妥協ではなく、サポート論と正面から取り組んだ統一応援。
悪行の清算ではなく、成績不振による田部解任。
このチームは、フットボールの文脈に着実に乗ろうとしている。
少なくとも、かつて俺達が訴えてきた文脈では解決し得なかったことを、この文脈はじっくりと、しかし確実に解決し続けている。
俺は確信している。
この文脈を忘れない限り、このチームは確実に良くなっていく。
これからだよ。
だからこそ、浮かれすぎんなよ(笑)