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2008 J2 第19節 仙台戦...そして都並

広島、湘南と連敗をしたあたりから、仙台戦が今シーズンのヤマだと感じていた。
仙台戦のあとは格下(当時...)との戦いが続く。連勝したらまたチーム状況がうやむやになる可能性があると思い、この試合はなんとしても自分の眼で確かめておきたかったのだ。
とはいえ、案の定(?)、仕事が火を噴き、仙台参戦が確定したのが火曜日夜。
徳島戦での引き分けという結果を受け、ワクワク感の乏しい中、夕方仙スタに着くと、平日ナイターとは思えないぐらい友人たちの姿があった。
みんな、思うところは同じだったのだろう。


で、試合のほうだが...相変わらずの展開。
人数がいるだけのディフェンス。同サイドに偏った一本調子の攻撃。
少なくとも俺には、浮上のための手がかりが何も見えないまま、0-2で試合終了となった。
屈辱。


俺はかなり甘ちゃんなので、目指すサッカーがハッキリしていたら、負けも結構許容できる。
都並への不安は、その目指すサッカーが、未だに伝わらないところにある。

「いや待てよ。ここ10年ぐらいのサッカーのトレンドに、ロジックに、俺が囚われているから見えないのかも知れない。」
そう思い、第一クールは肯定的に受け入れようとしていた。
確かに試合単体で見ると萌芽らしきものが感じられた。しかし、その萌芽となるプレーをした選手が、次の試合で先発から外されることが度々繰り返されると、一体都並が、何を「良し」としているのか、わからなくなってしまった。
挙句、第一クール後半からの迷走...

一貫していると思えるところは
・戦術ではなく「個人能力」がベース
・相手にあわせる(相手の長所を消す作戦を取る。あるいは取ろうとしている)
の2点のみ。
最近思う。
もしかして...都並の理想って、ヴェルディ全盛期のサッカーなんじゃねーだろうな??
「あの頃のヴェルディが、相手を研究して試合に臨んだら完璧!」みたいな...
いや、まさかね...

いずれにせよ目指すサッカーが、都並からも、それを支えるフロントからも提示されなければ、結果で評価するしかない。
19節(18試合)終了時点、6勝6分6敗、勝ち点24、3位との勝ち点差10。


残り24試合。
当たり前の話だが、まだ諦める時期じゃない。でも、このまま何もせず、何とかなる状態でもない。
幸いなことに、チームの弱点は、明確だ。

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