2004 J2 第10節 甲府戦
言うまでもないことだと思っていますが、ちゃんとした観戦記を読みたい人、現状何を問題とするかを知りたい人、戦術的な話を読みたい人は、別のサイトで確認してください。
そんなモン、オイラに期待するな。
オイラはいつものように感情的な話をいくつかするだけだ。
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単体の試合評という「横の比較」ではなく、過去の試合を考慮した「縦の比較」で見た場合、残念ながら今のウチのサッカーは、ある意味一定と言える。
研究されてる、とか、誰かが悪い、とかってあんまり関係ない。
良くも悪くも、下値安定。
単に相手の「J2度合」が高いか低いかによって、試合結果が変わっている。
今日も、「おっ、修正してきたのか」と思わせたのは最初の10分だけ。
攻撃の時、信義がキチンとスペースを意識し、少ないタッチ数で、簡単にボールをまわそうとしていた。
シュートは一本もなかったが、意図を感じることができた。
ところが何本かパスカットされると、それを徹底することが出来なくなる。
無理なドリブル突破と無茶なサイドチェンジ、無謀な放り込みを繰り返す、いつものサッカーに逆戻り。
あまりにもJ2的なサッカーが、残り80分展開された。
強烈な「我」をもって前線を張る飛びぬけた選手がいない状態で、繰り広げられる典型的なJ2サッカー。
こういっちゃ元も子もないのだが、今のウチのサッカーって、見ててつまんない。
あまりにも「J2度合」が高かった今日の試合、この辺の感情と葛藤している自分がいました。
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試合後の拍手について、いろいろ意見はあるでしょう。
オイラは拍手する気なんざ全く起きませんでしたが、拍手しちゃう気持ちはなんとなくわかる。
「ウチは弱い」「これがウチの全て」という前提に立てば、がんばった試合といえるから。
幼稚園のお遊戯に対する拍手みたいなモンだな。
100%の善意。とても残酷な善意。
バカにされてんだよ。
このままじゃ終われねーだろう、リティ。
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最後に一言。
菅野は神。