一足も二足も遅い新潟戦の感想
で、新潟戦である。
誰もオイラに戦評なんぞ求めていないと思うので(笑)、適当に。
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前半からイイ感じだった。
守備の安定。DFラインから繋ごうとする姿勢。何より、そのDFラインからのパスを受けるために、味方がボールを持ったら、すぐに動きだす周りの選手。
「これがウチなのか?」「本当にウチなのか?」
と思う。
最後の方で少し押されるも、全体的には横浜FCのペースで前半を終える。
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ハーフタイム。
「すげーよ。まるでサッカーを見ているみたいだ」
「まぁ、新潟は後半でしょう」
「(前半)最後の方みたいな感じが続くと厳しいねぇ」
やや興奮気味に周りと話す。
既に酔っ払っていたので、独り言だったような気もするが、細かいことは気にしない。
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後半。
最初に新潟が押す。
「いよいよ始まったか?」
と思うも、そんなに長続きしない。
徐々にウチのペースになる。
ラストパスがあわない、という終わり方ではなく、きちんとシュートで終われるようになる。
「勝てる」「行ける」「勝たせてやりたい」「ちゅうか、これで勝てなきゃ、いつ勝つ」
声に力が入る。時間が刻々とすぎる。惜しいシュートで、何度も腰が砕ける。
終了間際、真ん中でキープしていた選手から、後ろの選手にボールがこぼれる。
「打て!!」
素晴らしいシュートがゴールに吸い込まれる。
そして狂乱。
「勝つ」「勝てる」
ずっと声を出し続ける。
長い長いロスタイム。
全員が引いて、ゴール前を死守。水原のスーパーセーブにも助けられ、無事終了のホイッスル。
ちょっと、泣きそうになった。
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印象に残ったのは「右でも左でもなく、マンマークで食っている男」山尾、小野智吉、そして小野信義。
特に信義はキャラが変わったかのように泥臭いプレーをしていた。見直した。
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次は山形、そして福岡。再来週に三ツ沢で甲府。
楽な相手なんざ、J2には一つもない。
でも絶対勝たない相手も、ない。
行けるとこまで行こう。そして一緒にその先の「苦労」を経験しようや。