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背番号を掲げよう

中澤 友秀(背番号4)
公文 裕明(同6)
後藤 義一(同7)
有馬 賢ニ(同9)
増田 功作(同11)
田島 宏晃(同15)
小松崎 保(同20)
渡辺 聡  (同21)
迫井 深也(同24)
吉本 岳史(同26)
中尾 康ニ(同27)

上記に森田信吾(背番号5)を加えた計12名が、横浜FCを去ることになった。
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選手の解雇に反対した嘆願を出す動きもあると聞く。その効果は別にして、自分が納得できないのなら、やれることはやったほうがいい。

しかし、決して忘れてはならないことがある。
サポーターは、選手の選択に最終的な責任をもてない以上、選手の選択に口を出す権利はない、ということだ。少なくとも横浜FCのサポーターは、一連の騒動の中で、自らも責任を持つというスキームを自ら否定した、という事実に眼をそむけてはならない。
選手人事の最終判断は、フロントだ。フロントしか責任を取れないんだ。そういうスキームを、横浜FCのサポーターは望んだんだ。

何かをやろうとする人間は、そういう自らの足場を見極めた上で、「それでも」やる理由を自らの中から見出してくれ。
それがなければ、その行動は、ただのわがままだ。

その上で、言う。
今日発表された監督人事を見る限り、チャンスは、まだあるかも知れない。
最後まであきらめるなよ。
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以下、かなり妄想が入っているので、適当に読み飛ばしてちょ。
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選手への思い入れを抜きにして、「信藤が監督を続けていたら」と仮定したら、今回発表された解雇リストは、ある程度納得いくものだ。見事に「信藤サッカーの結果+実質的なフロントの責任者の意向」が反映されている内容だと思う。ものすごく分かりやすい解雇リストだ。

しかし、このリストと信藤解雇も含めた今回の監督人事を重ね合わせると、とたんに分かりにくくなる。

最後の数試合の信藤の発言、最終戦後の迷走した挨拶。
解雇リスト。そして新監督。

公表されている事実を見る限り、選手人事と監督人事が、一貫した基準で行われているようには感じられない。はっきり言えば「実質的なフロントの責任者の意向」である信藤続投が、突然ひっくり返ったように思えるのだ。
少なくとも、新監督であるリティの判断が、選手人事に反映されてはいないことは確かだ。

そうであれば、新監督のもと、新たな動きがあるのかも知れない。
再契約なのか、解雇選手も交えたセレクションなのか、分からないがね。

もしそうならば、今必要なことは、解雇された選手たちが、もう一度横浜FCでプレーをしたい、と思ってもらうことなのかも知れない。

サポーターは、選手人事に責任を持つことはできない。
でも、選手に「このチームでもう一度プレーをしたい」と思ってもらうことの手伝いは、できるかも知れない。
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天皇杯2回戦。今期三ツ沢最終戦。
俺は、愛すべき12人の選手たちの背番号を掲げてみようと思う。
感謝の意を込めて。
そして、もし横浜FCのセレクションがあれば受けて欲しい、という身勝手な願望を込めて。
無力な俺が、拗ねた俺が、それでも三ツ沢を捨てられない情けない俺が、もしかしたら唯一「できること」なのかも知れない。
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「背番号を掲げよう」

どこかのチームの真似でもいいじゃん。
できることからやればいいじゃん。
どんな紙だっていいんだ。どんな文字だっていいんだ。
メインだろうが、バックだろうが、ゴール裏だろうが、座っている位置なんて関係ない。
大好きだった選手たちの背番号を掲げてみよう。
1試合ぐらいマフラーじゃなくたっていいだろう?
敬意を込めて。感謝を込めて。思いを込めて。
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横浜FCサポが殆ど読んでいないと思われるこのサイトで主張してもしょうがないかも知れない。
また数少ないこのサイトを読んでいる横浜FCサポは、このサイトに書かれていること知れば、反発することは承知の上で。

それでもあえて言ってみる。

「背番号を掲げよう」
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リティに関しては、また今度。というか、シーズン始まってからだな。

俺的には、非常にフラットな気持ち。
少なくとも現時点諸手をあげて賛成ではないことだけは確か。

そういう意味では、(もし妄想があたっていればの話だが)俺のサッカーに対する考え方は、俺の大嫌いな「実質的なフロントの責任者」のそれと、かなり近いものがあるのかも知れない。
自嘲せざるを得ないけどね(笑)

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