省エネフットボール
三ツ沢子連れ日記と銘打っているにも関わらず、初観戦記が等々力というはどうかと思うが、気にしないことにする。
終業後、こっそりと人目につかぬように会社を離れ、いざ等々力へ。
武蔵中原からの道中、あまりの蒸し暑さに、気持ちがどんどんとんがってくる。
試合開始５分前ぐらいに等々力着。嫁と息子に合流。
暑い。暑い。暑い。暑い。こんな中でサッカーをやるなんて、正気じゃないね。しかし金を払って見に来ている以上、絶対、もとは取ってやる！いや、お願い、取らせて。
試合が始まる。中盤オフェンシブな位置にナリタ。左に信義。あれ、なんで横山を使わない？ なんかあったのか？ またか？ と余計な心配。
この試合を通して、ナリタと信義は、ポジションチェンジを繰り返す（ように見えた）があまり効果的には見えなかった。
前半は、横浜ＦＣ、川崎ともに、やる気なし。暑いからねぇ．．．審判すらほとんど動かなかったし（笑）
後半も立ち上がりはあまり変わらず。ただ微妙に「動き」が出だす。20分過ぎぐらい（だったと思う）から、いい攻撃が続く。
流れるようなワンタッチパスの連続で見事にディフェンスを崩し、フリーになった有馬。
コーナーキックのこぼれ球が、足元に転がってきた真中。
両者とも完全にフリーの状態にあったが、枠に飛ばない．．．
嫌な展開だなぁ、と思っていたその時。後藤のミドルが決まる。輝けるオヤジの星！
もし今週、尊敬する人を聞かれたら、間違いなく私は「ダンディ後藤」と答えるだろう。
と、浮かれていたのがいけないのか？
５分後（ぐらい）に同点に追いつかれ、終了時間間際に逆転されてしまう。
あまり思い出したくないし。
やっぱり、決めるべきところできっちり決めないと駄目というところですね。今更ながら．．．でも、良いや。後藤のゴールで、十分入場料のもとは取れたし。
試合終了、1-2。90分通して、審判は省エネでした。
さ、次だ、次。気持ちを切り替えていこう。