つのだまぶろぐ

2004年03月11日

開幕前にまったりと

本日、スコットランド国旗を入手しました。サッカー批評を買ったら、自分が写っている写真を見つけて、仰け反りました。良き日かな。

しかしスコットランド国旗、結構でかい。棒もないし。
ま、当面はその辺に括り付けときますか。どの辺か見当もつきませんが。
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シーズン開始直前。例年アジってる時期だけど、今年はやらない。面倒くさいから。
でも、少しだけ思うところを書いてみる。
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1998年。横浜フリューゲルスは、1993年のJリーグ誕生から数え、6年目にしてその歴史を終えた。
1999年に生まれた横浜FCは、5年の歴史を重ね、今年、6年目を迎える。

シーズン開始直前にして思うのは、今年は、ほぼゼロからのスタートであるということだ。

ある人にとって、このゼロは、フリューゲルスの消滅という「財産」を食い潰した、減算によるものであろう。
ある人にとって、このゼロは、フリューゲルスの消滅という「借金」を返済した、加算によるものであろう。
また、ある人にとって、このゼロは、プラスとマイナスを激しく往復した末に、とうやく辿りついた場所だろう。

喜怒哀楽。どう感じようが、その人の勝手だ。好きにしてくれ。
様々な出来事の結果だ。
でも俺は、横浜FCが、フリューゲルスの歴史よりも短くゼロからスタートするということに、まず、驚いてしまう。
当たり前に話だが、手放しで喜べないことだって、たくさんあった。

それでも、俺は思う。
すげーよ、と。
素晴らしいことだよ、と。

だってさ、あの重たい過去を、その元となった歴史よりも短く「清算」できたんだぜ。
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とても貴重で、とても大事で、涙が出る位いとおしい、結晶のような一年。
それが今シーズンだ。
絶対に無駄にしてはいけない。
絶対に自らの価値を見失ってはいけない。
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言っておくが、このチームの価値は、市民クラブなんてお題目じゃないぜ。

フットボールの文脈の価値を、日本で唯一、体感しているところこそ、このチームの価値なんだ。

企業からも市民からも無責任に取り扱われた後、そのことを体感できたことは、他のチームに比べて、物凄いアドバンテージなんだよ...って、これ書いているとただのアジ演説になるんで、この辺にしとくw

話を元に戻そう。

宝物のような、一年。
ありきたりの言葉だが、これは、横浜FCに関わった全ての人の力によって、得られたものだと思う。

もちろん、その中には、大嫌いな奴等もいるし、軽蔑している奴等もいる。愛すべき後輩もいるし、かけがえのない友人もいるし、尊敬すべき先輩もいる。

偽善っぽくて、嘘臭いのは承知の上で、それでも一言、横浜FCに関わった全ての人に伝えたい。

ありがとう。
あなたの流した汗は、あなたの流した涙は、あなたの流した血は、決して無駄ではなかった。
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そして、いままでの5年に感謝を込めて。今シーズンへの期待を込めて。
願わくば、今シーズンの終わりに、歓喜の中で、この言葉を言えることを祈って。
あえて、シーズン開始にふさわしくない言葉で、今日を締めくくろう。

Thank You , Football.


さぁ、開幕です。

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