つのだまぶろぐ

2003年03月13日

憎まれ口的シーズン開始前のアジテーション

横浜FCを取り巻く全ての人々へ捧ぐ。

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チーム成績、観客動員。全ての意味でどん底だった昨年。
1年間の腐った時間を経て、ようやくこのチームは本当の意味で立ち上がろうとしている。

様々なことがあった。たくさんのものを捨ててきた。関わっている全ての人が傷ついた。

それでも、このチームは生きている。生き続けている。

会社のバカどもの禊がすんだとは、これっぽっちも思わない。
しかし生きつづけることは、禊の必要性自体を薄れさせる。
もし、万が一、それでも禊が必要だという奴がいるとすれば、そいつは存続をいまだに引きずる奴等同様、亡霊に過ぎない。

亡霊を振り払え。今年こそ、亡霊を振り払え。

フリューゲルスの亡霊を振り払え。
ソシオの亡霊を振り払え。

そして、飛躍しろ。
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もちろん奇麗事は言わない。
俺は、今まで罵倒してきた奴等をこれからも憎み続けるし、俺に罵倒された奴等も、俺を憎み続けるだろう。

でもな、当たり前の話だが、新しい連中がそれに付き合う必要はない。
恥は俺達が引き受ける。気にするな。俺たちは、亡霊だ。好きで憎しみあっているんだ(笑)
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ただな、新しい連中よ。
時間があれば、何があったかだけは、知ろうとしろや。
前を向くために、足元を理解することは必要だからな。

そのとき、間違っても「純粋」とか「愛」とか「チームのために」とか「選手のために」とか、脳みその代わりに豆腐が入っているような奴らの、くだらねー言葉に騙されるなよ。

考えてもみろよ。
「純粋」なんて言葉を使う社会人なんざ、信用できるか?
断言してもいいが、そんな奴は、思考が停止しているか、そもそも思考能力がないだけだぜ。

「純粋」とか「愛」とか「チームのために」とか「選手のために」とか。
ありふれた、チンケで、陳腐な言葉でしか説明できない、小さな完結した世界観がぶつかりあって、たくさんの血が流れたんだ。
俺たちの足元は、そんな血で溢れているんだよ。

その血を拭うためには、前に進みためには、それを超える言葉が必要なんだ。

安易な言葉に安住しているクズどもこそ、一番先に振り払われるべき亡霊だ。
もうこれ以上、このチームに亡霊はいらないぜ。
数も種類も多すぎる。
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俺は今年も三ッ沢に行く。

恥晒しなことは承知の上だ。そんなことができるのは、人間として何か大事なものが欠落している証拠だろう。
上等上等。

それでも俺は、三ッ沢に行く。
三ッ沢土着と嘯きながら。愛と幻想を買いに。

三ッ沢でしか見られないもの、聞けないもの、感じることができないもの。
それを手に入れるために、三ッ沢に行く。
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さぁ、シーズンが始まる。

もちろん選手たちの顔と名前と背番号は、まだ憶えていない。
ま、そのうち身体に染み付くさ。

44試合。3,960分。237,600秒。
長い長いシーズンだ。サポーター冥利につきるリーグだ。

過去最高の補強を行った、今年の横浜FC。
ある程度までは戦えるんじゃないかという希望をもたせてくれている。

熱狂させてくれ。溺れさせてくれ。気持ちよく酔わせてくれ。
わずかばかりの金で、たっぷりの快感を俺にくれ。
快感効率、高めでよろしく。
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札幌に行く皆様は、気をつけて。
俺の参戦は22日。
三ツ沢で会おう。
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最後に。
略称FC撲滅運動は、継続中だから。

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