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今年こそ、ポケットを幻想でいっぱいに

マリ公との試合に勝ったら今シーズン全敗でも良いと公言していた俺だが、惨敗を喰らった。

良い補強をしたとは思うが、他チームを圧倒するレベルでは勿論ない。にも関わらず、個をベースにしているように見えるチーム状況に、ネット上では数少ない足達擁護を公言している俺ですら、不安を感じる。

一方で、カズ監督補佐、高木コーチ就任といった伏線人事のくだらなさに吐き気を覚える。何より最初から責任逃れを念頭においているかのような強化部の姿勢が腹立たしい。

形とならない公式サイト、チケット代の値上げ、書かれている内容にも書いている奴にもムカついてくる2ちゃんに流出する数々の噂。クソだ。

あきれ果てるには十分な材料を山積みしたまま、今シーズンが始まろうとしている。
正直、俺ですら、予測される事態に対してパランスを保つために、防御線を張りたいと思う。

でも、ま、しょうがない。
不恰好であることに絶望したところで、何も生まれない。
この状況に不満で何か変えたいと思うなら...
勝つしかないだろ?
勝たせるしかないだろう?
___

当たり前の話だが、勝ち始めてから、元気を貰ってから、予定調和で話すほうが遥かに楽だ。普通の人ならば礼儀正しく毒付きつつ、その時を待つだろう。プロと観客という関係で言えば、それは至極真っ当な考え方だ。

でもキチガイは違う。
勝手に元気になって、勝手にリセットされて、勝つぞ、勝たせるぞと叫ぶ。

オフは、キチガイの元気回復のためにあるんだろ?

俺達は、キチガイだ。少なくとも俺はキチガイだ。
当たり前だ。
精神的に何かが大きく欠落してなければ、いい歳した子持ちが、ゴール裏になんかいられない。サポーターなんて名乗れない。
___

『足達横浜2006男のロジック魅せてみろ』

若い連中が準備したダンマク。
マリ公との試合の後、エンドライン上に整列した選手達は、これを見て、ゆっくりとこちら側に近づいてきてくれた。
俺は、それがたまらなくうれしかった。昨年をうまくリセットできたと思った。少なくともそのきっかけにはなったのだはないかと思った。
恐らく、それは幻想に過ぎないだろう。わざわざ自ら雨に打たれて声を枯らして叫んでいる憐れな人間達に対して、単にいつもよりも少しばかり近く挨拶しておこうと思ったと考えたほうが、普通だろう。

でも、その普通は、幸せか?
幻想をニコニコしながらポケットにしまえるキチガイの方が、遥かに幸せなんじゃないだろうか?
少なくとも俺は、そう思う。
___

開幕だ。

昨年の鈴木チェアマンの数々の暴言の尻拭い(昇格チームでありながらホームで第1節を迎えるなんざ、そうとしか考えられねぇ)のために、愛媛くんだりまで行かなきゃいけないってのは、かなり気にいらないけどな。

ま、スタートダッシュの踏み台にするには、ちょうどいい。
がっつり勝たせましょう。とにかく一歩ずつ、進んでいきましょう。
今年こそ、笑顔で最終節を迎えましょう。

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