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続・山口素弘

横浜FCは、フリューゲルスではない。 なぜ自分はこのチームを応援するのか?

フリューゲルスの喪失を認め、新たなチームとしてサポートしていくためには、ある程度の時間が必要だったはずだ。しかし、このチームの状況は、サポーターにその時間を与える余裕がなかった。サポーターも、支えつづけなければこのチームを失ってしまうことを意識していた。
その結果、一人一人が、思考に強烈なバイアスをかけ、無理やりその葛藤に折り合いをつけようとした。

(中略)
綻びに気づいていないわけではない。綻びを理解しているからこそ、そこに触れられることを極端に避けようとし、一旦触れられれば、徹底して牙をむくのだ。そして傷つけ合いながら、もう一つの「後ろめたさ」を内に抱え込んでいく。

フリューゲルスとの継続性をこのチームを応援する理由をした人たちは「(フリューゲルスの選手達が戻ってくることがあれば)今、目の前で頑張っている選手達を捨てるとこになるのではないか」という後ろめたさを。
横浜FCを横浜FCとして応援しようとした人たちは「自分はフリューゲルスを捨てたことになるのではないか」という後ろめたさを。

自分の作文で恐縮だが、山口の移籍に関するざわついた気持ちは、3年半前のこの作文が一番端的にあらわしていると思う。
単に「チームが変わること」以上の意味を感じてしまうんだな、オールドファンとしては。
つか、オールドファンと言われるような部類なんだな俺も、と感慨深くなったりもする訳だがw

ただまぁ、今年で良かったと思う。
もちろん記憶は未だに鮮烈だ。
でも横浜FCがフリューゲルスの歴史を超えた今年だからこそ、きっちりと山口を迎えることができるような気がする。
一樹を迎えられたようにね。

あとは、自分の「努力」次第w

でも、自分の活躍できるクラブとしてウチを選択したという山口の至極真っ当な「選手の論理」。
これに負けないぐらいの強さを持ったサポーターとして、山口を迎えたい。

なんつったって、まだ11位なんだからよ、ウチは。

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コメント

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> 眉間にシワを作るなど
仕様ですwww
らしい毒舌コメントもまじっててワロスwww

山口が来るんだなぁと実感できる記事でした。

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