「優しい」ゴール裏・考
てな訳で、新しいカテゴリーを作ってみました。
今まで「憎まれ口」でやってたようなネタの一部をコッチにまわしたいと思っています。
いや「憎まれ口」ってさ、読むほうも疲れるでしょうが、書くほうはもっと疲れるのよw
あんなんでも1つに2週間ぐらいかけたりすることもあるしね。ま、推敲している時間の殆どは酔っ払っているので、かけた時間にあんまり意味はなかったりするんだけどw
「憎まれ口」を叩くまでもないみたいな話とか、まだ自分の中で固まリ切っていないような話とかを中心に、思考のメモ書きみたいな感じで使っていきたいと思っています。
と、忘れるかも知れないので、自分ルールを最初にメモってみるw
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で、一発目は、最近横浜方面で話題の「優しい」ゴール裏について。
自分で言うのもなんだが、一発目から、非常に微妙な話題ではあるw
日曜、久しぶりに三ツ沢に行くつもり(お好み焼きぺろり、ですよ。語呂悪いけど)で、いろいろ確認してからでもいいかな、とも思ったんだけどさ。それじゃフェアじゃないかな、と思ったので、あえて伝聞のまま、オイラの主観を書いてみようと思います。
何がフェアじゃないのかわかんないけどw
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三ツ沢のゴール裏を評価してもらうのは、正直、とってもうれしい。本当にうれしい。
ただ、大宮戦での賞賛の声ってのには、ちょっと疑問、というか不安を感じる。
「歌詞カードを配っているところが良かった」
「一緒に応援しようと声をかけていたところが良かった」
この辺は、まだいいのよ。
言いたいことはもちろんあるんだけどw
でもさ...
「負けたのに野次・ブーイングがなかったから良かった」
とかいうのを見ると、それは明らかに違うだろう、と思ってしまうのね。
そういうこと言っている奴ってさ、すべての負け試合の試合後の挨拶でも、大宮戦と同じように選手たちを「あたたかく」迎えることを良しとしてねぇか?
そりゃ、違うだろう。
過去数試合の試合内容。シーズンの流れ。過去のシーズンのパターン。
当然、毎試合毎試合、試合の位置付けというのは異なる。
結果だけが評価される試合もあるし、単体の内容を評価してもいい試合もある。
それを見極めることができるのがサポーターだと考えているし、何より、その「サポーターの眼」ってのを、もっとキチンと評価すべきと考えている。
余談だけど、この辺の自分が持っている価値を理解できず、ライター気取って単体の試合評価だけでゴール裏批判をする奴ってのは、オイラが最も軽蔑する人種である。
「他チームサポの行動はとやかく言わない」というのが、不文律となりつつあるが、トラブル回避策だと思われているところは、むかつく。
「他チームサポの行動はとやかく言わない」ってのはさ、自分たち同様「サポーターの眼」を持つ他チームサポへのリスペクトの現れじゃなきゃいけないと思っている。
話を元に戻そう。
シーズン終盤。
残念ながら昇格争いからは脱落し、ほぼ順位が確定した状態。
数字上は昇格の可能性を第4クールまで残した今シーズン。
昇格レースに生き残っている大宮との一戦。
大宮戦は、結果よりも内容を評価して良い、ある意味典型的な試合だったんじゃないかな?
今後、結果が重視される試合がある。
どんなに内容が良くても、結果が伴わなければ、ブーイングをしなければならない試合がでてくる。
「負けたのに野次・ブーイングがなかったから良かった」
とか言ってる奴らは、そんなことも理解せず(できず)、
「野次・ブーイングがあったから」
と消えちまうんだ。
若い衆が、今、いろいろとがんばっていることは応援したい。
もちろん手伝えるところは手伝う。
仕事の都合と息子達の入院で、今シーズンは形にすることができなかったけど(夏から相談に乗ってくれた方、本当にスマソ)子連れ問題とか、オイラなりに考えているところもあるしね。
でもさ、君達の財産である「サポーターの眼」を犠牲にしないで欲しい。
そこまでハードルを低くする必要は、絶対にない。
「優しさ」だけのゴール裏を求める奴らなんざ、ノイズに過ぎない。
野次やブーイングよりも醜悪なノイズ。
例え賞賛といえど、ノイズに惑わされてはいけない。
ノイズなんて気にしてはいけない。
その上で、がんばれ。
ちゅうか、がんばろう。
コメント
今日の日記を読んでの感想
つのだまさんは私より長期的な視野でかいてるなぁと。私も日曜にいけると思うのでそのときまたお話ししましょう。
投稿者: はる | 2004年11月12日 06:16
仕事が忙しくて行けない可能性がありましたが14日のチケット買いました。
ゴール裏の話で
「負けたのに野次・ブーイングがなかったから良かった」
の所は非常に違和感を感じました。
これが、横浜FC(サッカーそのもの)の試合を見るのがはじめての人の意見ならまだわかりますが、いつも来る人であれば、ブーイングしなければ行けない試合があるのはわかるはずです。
このチームの生い立ちから考えると、『チーム存続』も大切ですが、プロである以上『結果』の重要であると思います。
投稿者: H.S | 2004年11月13日 00:20
はるタン
どもども。すいません、コメント見落としてましたw
長期的ってのは当てはまるかはわかりません。
でもそれなりの経験(積まなくてもいいようなのも含めて...お互い様ですがw)は積んでるんで、どこにリスクがあるかってことぐらいはメモッといたほうがいいかな、と思って...
H.Sタン
どもども。
でも、実際のところ、なかなかわかんない人もいるようですよ。
なんでそこで思考が止まってんのか、まったく理解できないんですけどね...
投稿者: つのだま | 2004年11月13日 01:26