柱谷兄不倫報道顛末
本件、とりあえずこれで最後ちゅうことで。
今回面白かったのは、2つ。
1つは、柱谷を擁護する奴らが結構「事実関係がわからない」「柱谷が不倫をするはずがない」という立場をとったこと。
もう一つは、男女で微妙に反応が異なったこと。
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「事実関係がわからない」
「柱谷が不倫なんてするはずがない」
何度か触れたけど、これは擁護の根拠としてあまりにも足場が悪い。
不倫が事実なら辞めなければならないからだ。
オイラがもしこの立場を取ったなら、柱谷は辞めろ、と言うだろう。
「やってはいけないこと」ならば「そう疑われること」についても細心の注意を払うべきだからだ。
李下、冠を正さず。
深夜に若い女の子を自室に入れりゃ、疑われるに決まってんじゃん。
コンフェデの解説?
断れよ(笑)
人格者だから、そんなことはするわけがありません?
そうかも知れないね。でも、考えが足りないのは確かだ。
少なくとも「不倫を疑われてもしょうがない」行動を取ったわけで、オイラ的には「事実関係」を根拠にした人間は、でっち上げとか騒ぐ前にそのことにキチンと触れろよ、と思う。
そうじゃなきゃ、ただのヒステリーだ。
ま、この立場にたてば、疑われる行動をとったことに対する処分として、今回の処分は、妥当なんだろうけどな。
結局のところ、この問題は「不倫(あるいは犯罪ではないが不道徳なこと)を犯した人間が人の上に立つべきか」ということが入り口なんだと思う。
今回は批難する人間(山形県スポーツ振興21世紀協会だけ?)も擁護する人間も「人の上に立つべきではない」という立場をとった。
でもさ。
「人の上に立つべきかどうか」は、その組織が求められている目的・機能から語られるべきものであって、別に対外的なイメージで語られるべきものではない。
少し偉そうな言い方をすれば、今回の問題は、それを語る人間にとって「良い組織とは何か?」を浮き彫りにしたと言える。
「合理的に機能する組織」を良しとするか。
「世間的に納得してもらえる組織」を良しとするか。
もちろん言うまでもなく、両方のバランスが取れた組織というのが最も良い組織だ。ただそのバランスが崩れたとき、人は、どちらに重きを置くか。この件を書く人の、それが滲み出た点はすごく面白かった。
《本センテンス、ある方とのメールのやり取りを参考にさせて頂きました。感謝。》
なおイエローキャブ黒幕説には、バカバカしくて、大笑いしました。
古瀬あるいは柱谷を潰したいならともかく、古瀬をスカウトしたいがためにイエローキャブ野田社長が仕掛けたというのは、無理がありすぎる。あまりにも不確定な要因が多すぎるからだ。
まだ古瀬が東京進出を図りたくて仕掛けたというほうが、納得いくよ。
本当に勝算をもって野田社長が仕掛けたのであれば、オイラは野田社長を尊敬するね。これだけ不確定要素が多いと、普通はとてもハンドリングできないからね。素晴らしいよ。
あと、別に芸能界に詳しくない奴でも「巨乳=イエローキャブ」ってイメージは、結構普通に持っていると思われ、スポーツ紙の記者が、コメントを取りに行ったとしても全然違和感はないし、その中でスカウト云々の話が出てきても、不思議じゃない。これをもって「何か仕掛けた」というのは、余りにも論拠に乏しい。
結局のところ、イエローキャブ黒幕説は、野田社長は大悪人というイメージだけで空想しているにすぎない。
でも、イメージだけで語ることが許されるなら、フライデーを批難する資格なんざ、全くない。
ギャグとしては良かったけどね(笑)
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男女で微妙に反応が異なった点は、個人的には非常におもしろかった。
ま、経験則からいっても不倫に対する嫌悪感って女性の方が強い。
なんでかなー、と考えるに...
結局のところ、男は、他人の恋愛に感情移入できず、それに対して、女は他人の恋愛に感情移入しやすいのではないか、と。
お「○○な男と△△な女」みたいだな(笑)
オイラのチンケな人生経験でいえば、他人の恋愛に感情移入できる男にロクな奴はいません。
下心がある奴かオカマだけです。
変な奴に引っかからないために、下心と優しさは、きちんと区別しましょうね。
>女性の皆様
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さ、来週にはJ2再開。
盛りあげていきますか。