ゴル裏の売店にマシューと中島が来ていた。
長男がマシュー好きということを知っている友人が「マシュー、いるよ!」と教えてくれた。
バタバタと売店に向かう、オイラと息子。
売店はすでに人だかり。
長男を抱え上げ、マシューを探す。
「マシュー、いたっ!」
長男が叫ぶ。
おー...かっちょえぇ...
本気でかっちょえぇ...
サインに群がる人を見ながら、父さんはここで思考が止まる。
どうしよう。
グッズったって何買ったらいいかわかんねーし。そもそもオイラは、このグッズ屋から買う気、全くねーし。第一、このグッズ屋が、過去にどんなに腐ったことをやってきたか、俺は絶対忘れねーからな。
じゃ、マフラーにサインしてもらうか?
でもこれ公式グッズじゃねーしな。断られる可能性大だな。
断られたら長男泣くなぁ。絶対泣くなぁ。
なんてグチグチ考えていたら、グッズ売り場の横で、応援が始まる。
「マシューブーツ、マシューブーツ、いぇいいぇい、いぇいぇ、いいぇーい」
抱っこされながら、拍手し歌いだす長男。
なんとなく、笑ってしまう。
そうね、お前は「こっち側の人間」なのね、と静かにその場を立ち去りました。
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...なんて書いて終わると、サポーターっぽくてカッコイイのだが、それで終わるわけのない我が家。
席に戻ってきてから、静かに事の顛末を嫁に話すオイラ。
嫁「...え、じゃサイン貰ってこなかったの?」
オイラ「うん」
嫁「(長男の手を引きながら)行くよっ!」
はじかれたように飛び出す嫁。
...
...
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..
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15分後...
にこやかに戻ってきた長男の手には、「BOOTS 6」というサインの入ったスポーツタオルと、サイン入りのFカードが!
オイラ「えぇぇ、あの中入っていって、サイン貰ったのか?」
嫁「うん、私気にしないから。握手もしてもらったよ」
オイラ「握手なんかしてる人、いなかったぞ」
嫁「ぷりーず、しぇいくはんどって言ったら握手してくれた。」
オイラ「えぇぇぇぇ...すげー...」
全くもって、母は強しである。
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なんちゅうか、JFL1年目以来、ほぼ5年ぶりに買った公式グッズは、マシューのサイン入りスポーツタオルでした。
なんかオイラの「壁」をぶち抜いてくれたようで、少し照れくさいタオルだったりします。
「これからは公式グッズも買おうと思います」なんて、あのグッズ屋が販売をやっている以上、これっぽっちも思いはしないと思いますが、長男のお好みの選手がいれば買うってレベルには、ハードルが低くなったかも知れません。
ま、でもオイラ的には、公式グッズとしては絶対作られない「NOALFEE」Tシャツの方が、断然性に合ったりするわけですけどねw
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以下、業務連絡です。
携帯の電話番号および携帯のメールアドレス、変わりました。
恐れ入りますが、新たな電話番号およにメールアドレスが必要な方、別途ご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
あと、昨日のマフラーの件は、無事持ち主が見つかりました。
ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
息子タン、そのうちグッズをあれこれ欲しがる年代になりますね。
それだけぢゃない、子供は親の都合なんて気にしちゃくれないのだ。
おいらは、出待ちだの、カードもらうのだの、いろいろつきあわされましたw。
がんばれ、つのだまん!
Posted by: ぶ : 2004年09月13日 12:56はじめまして。
最近一人で行くときはG裏なので、たぶん私の顔はご存知なのではと思います。
山形戦、ゴール裏から「ミツザワの歌」が轟いた時、いきなりバックスタンド最前列で、うちの子供たち(4歳×2人)が、自分たちに出来る最大のボリュームで、いきなり歌いだしました。
誰も歌っていないバックスタンドで…気持ちよかったー^^;。
今度はG裏に連れて行こうかと思いました。
Posted by: Muh : 2004年09月13日 12:58>>ぶタン
グッズ、欲しがりますかね、やっぱり。
そういえば春先に「ゆにふぉーむ」とかいってたな...無視したけどw
何にせよ、がんばりやす。
>>Muhタン
もし私のことをご存知であれば、今度ぜひ、声をかけてください。
お子様、いいですね。
ウチの小僧には、ちょっと難しいようです。同じ4歳なのになぁ...
ゴル裏のお子様は、座る位置に充分お気をつけ下さい。
(恐らく言うまでもないことだとは思いますがw)
ただ、最近、やはり子連れは、ゴル裏にいるべきではないのでは、という思いも強く持ったりしています。
あまりにも「場」を考えず、子供を野放しにする人が多すぎる...
そしてそれは、オイラにも責任の一端があるのではないかと思っています。
やや自意識過剰ですがw
一方で「声を出す」という人がまだまだ足りない、という現実もあります。
今の若い奴らを少しでも支えてあげたいという思いもあります。
現実と理想の狭間の中で、いろいろ考えていることについては、今度作文してみようと思います。
何かやる際には、お手間じゃなければ、少し手伝ってもらえるとありがたいなぁ、なんて勝手に思っていますw