感情的になるのは承知の上で。
試合の詳細は平成徒然草をご確認ください。
#つか、ホント良くみてんな、つか、良く憶えてんな、celeste君...とてもゴル裏で一緒にやってるとは思えないw
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「こんにちは〜、こんにちは〜、じぇいわんのみなさま〜
こんにちは〜、こんにちは〜、おれたち、よこはま〜」
試合開始前の万博にちなんだ素晴らしいコールを、じぇいわんの皆様に黙殺されつつw始まった試合。
福岡戦同様、集中した試合の入り。
ガンバ側の攻撃の流れが緩んだ瞬間を、逃さずしっかり捕らえている姿に感動。
リズムが出てくる。横浜の選手たちが自ら作り出したリズムだ。
そのままゲームを支配する。
「勝つとすれば、1-0かスコアレスのままでのPK」
何となくそう思っていたオイラを嘲笑うかのような、早い時間の内田の得点。
喜ぶと同時に、動揺するオイラ。
周りからは「まだ0-0だと思っていこう」との声が飛ぶ。
そうだ、そうだ、そうだ。
気を取り直して(?)、歌う。手を叩く。
そのまま前半終了。
ハーフタイム、ニヤニヤしながら、それでいてどこかに不安を抱えながら、気付け替わりに、濃い焼酎を飲む。
「勝って帰ろう」「勝とう」
うわ言のように、周りの人につぶやく、オイラ。
「そうだな」
と珍獣を見るかのような暖かい対応をしてくれる仲間たち。
後半開始。
これまた早い時間に久保田が頭で決める。ゴール裏にガッツポーズをする、久保田。
2-0。
「まだだ」「やっとリードだよ」
仲間というのは本当にありがたい。オイラ一人だったら、完全に舞い上がっていた。
直後に1点入れられて、2-1。
でも、みんな前を向き、慌てず、しっかりチームを鼓舞する。
互角の戦い。
文字にすると5文字だけどさ。J1首位のチームに対してだ。
泣きそうになりながら、でも泣くと声が出なくなるから、必死になって我慢しながら、声を出し、手を上げる。
正直、後半の残りは良く憶えていない。
時間の遅さにイライラしながら、ようやく迎えたロスタイムの表示の後だったと思う。
大黒のゴール。2-2の同点。
ピッチに座り込む横浜の選手。
呆然とするオイラの周りから声が飛ぶ。
「まだだ」「まだ終わっていない」「まだ同点だ」
そうだ。その通りだ。選手達は立たなければならない。俺達はそのために声を出さなければならない。
直後に後半終了のホイッスル。
#ちなみにこの時点で、少なくともオイラは、ガンバが10人になったことを知りませんでした。
#知ったのは、今朝のスポーツ紙を読んでからです。新幹線の中で「えー!」と声をだしちゃいました。
喉を潤すために、お茶を飲む。
「いける」「いこう」
そこかしこで声が飛ぶ。延長戦だ。
もちろん、勝つための、延長戦だ。
延長前半。
これまた早い時間に信義のヘディングが決まる。
雪崩れる前に、友人とふたりで転ぶ。
「信義だ」「信義だよ」
寝転びながら抱き合う。
古巣相手の得点。素晴らしいゴール。誰が何と言おうと、完璧なヘディング。
リードしたまま延長前半終了。
延長後半へ。
ウチの動きは落ちていない。
「いける」「慌てるな」
ゆったりとしたコールで、選手を後押ししようとする。
遅々として進まない時計に苛立ちながら、声を絞り出す。たぶん、殆ど出ていないであろう声を絞り出す。
そして、全てがうまくいったと思えた瞬間、横浜のゴールネットが揺れる。同点に追いつかれる。
へたり込み、動けない選手。
「まだだ」「まだ終わっていない」「立つんだ」
酷なのはわかってる。
それでも選手たちは立たなければならない。俺達は、そのために声を上げなければならない。
全ての選手が立ち上がった後のワンプレーで、試合終了のホイッスルが響いた。
PK戦。
小山は最高だった。殆どガンバのキックの同サイドに反応していた。
#例えそれがキックのコースを見てから飛んだモノだとしても、あの状況下では、確実にガンバの選手たちにプレッシャーを与えていたと思う。
もちろん、ウチのキッカーもすべて素晴らしかった。
確かに最後の最後でスティーブンと高田がはずした。だからどうした。
この2人がいなければ、PK戦にすらなっていない。
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結果は負け。
でもさ、小難しいこと言う前にチームをほめてやって欲しい。
この「記録に残らないけど、素晴らしい試合」を未来につなげるために。
確かに、結果を出すために、まだ足りないものがあるのだろう。
でもJ1首位のチームに2度追いつかれても、横浜は崩れなかったよ。
去年の天皇杯から比べれば「足りないモノ」よりも「得たモノ(埋めたモノ)」の方が遥かに多い。
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余談かも知れないが。
このチームは、素晴らしいチームに変わろうとしている。
俺は、胸を張って言える。
今の横浜は、良いサッカーをしている。素晴らしいサッカーをしている。
いろいろ言うバカはいるだろう。
だからこそ、残り5試合頑張ろう、結果を出そう。
遠征お疲れ様でした。
日記を拝見して、横浜というチームに誇りを持てるような試合だったと感じました。
この悔しさをバネにもっと強くなって欲しいですね。
本当に、本当にお疲れ様でした。
シーズンは残り少ないけど、ここから我らの横浜が始まると信じたいです。
>>ぶるーすタン
>この悔しさをバネにもっと強くなって欲しいですね。
全くです。
突発的に良くなっているわけではないように見えるので、残り試合、この内容を維持して欲しいと思っています。自ずと結果はついて来るかと。
>>ヤマオたん
>ここから我らの横浜が始まると信じたいです。
大丈夫ですよ、やってくれますよ。
お疲れ様です。試合経過は必死になって思い出しました。「愛媛で惨敗した相手にここまで戦ったんだぞ」と言う事を伝えたかったので。
ガンバ大阪サポーターの従兄弟が万博に来ていましたが、「声がよく聞こえた」との事でした。もちろん試合毎のモチベーションもあるので難しいのかもしれませんが、この日の万博の様なサポートを常に心がけたい、と思いました。
この試合、一度、テレビで見てみたいかも・・・。
Posted by: celeste : 2005年11月11日 09:20>>celesteタン
お疲れ様です。
>「愛媛で惨敗した相手にここまで戦ったんだぞ」と言う事を伝えた
>かったので。
そうですね。オイラも最初数行しか書くつもりがなかったけど、それじゃあ本当に記憶になっちゃうと思って、頑張って書いた。オイラの心情だけだから、たぶん試合の内容は全然わからないと思うけどw、こんな舞い上がっていた奴もいたってことで。
>ガンバ大阪サポーターの従兄弟が万博に来ていましたが、「声がよ
>く聞こえた」との事でした。
ぜひ「なぜ最初のコールにお返事がなかったのか」と詰問してくださいw
Posted by: つのだま@電波ゆんゆん仕事中 : 2005年11月11日 12:53読むだけで熱くなる(見てもいないのに)。
読めば読むほど悔しくなる(見ていないことが)。
つのだまさん、魂の長文、ありがとうございました。
こんな戦いを、いつか三ツ沢で見たいものです。
>>S.Y.タン
>こんな戦いを、いつか三ツ沢で見たいものです。
大丈夫ですよ。
きっとそんなに遠くない未来に、それは実現すると思います。
それぐらい、可能性を感じさせる内容でした。
そのための後押し、がんばりましょう。